弛緩性便秘(普通の便秘)の原因と解消法

弛緩性便秘とは普通の便秘のことです。腸のぜんどう運動の力が弱くなったもので、腹筋周りの筋肉が弱い女性、高齢者に多くなっています。多くの場合は女性が発症しており、下痢と便秘を繰り返していたり頑固な便秘でなければこのタイプだといえます。

 

便を我慢してしまう人

この便秘は便意があっても我慢してしまう方がかかりやすくなります。子どもが学校で便を我慢してしまったり、忙しい現代人が朝便を出す時間が無くかかるケースもあります。朝トイレに入る時間が無いため便意をついつい我慢してしまう方も多いのではないでしょうか。

 

便意は我慢すればするほど次第に便意を感じなくなります。通常は直腸まで便が下りてくれば便意を感じるのですが、一度我慢すると便意は自然となくなり、気が付いたら数日間も便意を感じなかったということにも繋がるのです。

 

1度くらい我慢したところで便意を感じるセンサーは狂うことはありません。たまたま忙しかったり、トイレが無く我慢してしまうこともあるかもしれません。その場合はしばらくすると便意を感じるようになりますから、この時に便意を我慢せずトイレに行きましょう。

 

便がカチカチになる

便意を我慢していると次第に便から水分が吸収され、便がカチコチに硬くなります。この状態ではなかなか外に出すことはできないため、便意を感じても排泄しにくくなってしまうのです。

 

便意を感じてトイレに行っても排泄されず、時間が無いからとそのままにすれば便が溜まる一方です。最悪の場合腸に便がパンパンに溜まり救急車で運ばれる人もいます。便意があったらできるだけ我慢せず、トイレに行くようにしましょう。

 

子どもも朝トイレに行く時間を十分設けておくことが重要です。朝食を食べれば腸のセンサーが働き便意を感じるのが普通です。食事をした後にトイレに行く時間は余裕を持っておくことをおすすめします。子どもがいる方はトイレに行く時間も考慮して起こしてあげると便秘になりません。

 

弛緩性便秘の解消法や治療

弛緩性便秘の方は市販の下剤を多用しないほうが良いでしょう。このタイプの方は腸のぜんどう運動が悪くなっていたり、便意を感じるセンサーが狂っているからです。もともとお腹周りの筋肉が弱く便を押し出す力が弱い人がかかりやすいため、その代わりに下剤を多様していれば、結果的に腸のぜんどう運動は弱くなったままだからです。

 

逆に下剤に頼るようになり、薬が無いと出ないことにも繋がるため、弛緩性便秘の方はできるだけ薬に頼らず、予防や解消法を実践しながら便秘しないようにすることです。

 

市販薬の下剤は腸を刺激して便を排泄するのですが、薬に頼ると次第に自力では便を出せなくなります。ますます強い薬に頼ることとなり、悪循環になるため注意してみてください。

 

弛緩性便秘の解消法
  • ・ 朝の便意を我慢しない
  • ・ 朝のコップ一杯の水を飲む
  • ・ 朝、トレイに入る時間を作る
  • ・ できるだけ薬には頼らないようにする

この便秘のタイプは我慢して便意を感じなくなったり、薬で腸のぜんどう運動が衰えがちです。毎朝便意を感じるようコップ1杯の水を飲む、もし便意を感じなければ無理にトイレにこもる必要はありません。

 

ただし、便意を感じたら決して我慢せずトイレに行くようにしましょう。