けいれん性便秘(ストレス性)の原因と解消法

けいれん性便秘とはストレス性便秘とも呼ばれています。このような方は下痢と便秘を繰り返しやすく、いつもお腹がすっきりとしない感じがするため本人も便秘という自覚を持つ方も少なくありません。

 

けいれん性便秘の方はお腹の張りが強く、便が出ている感じがしないため不快感も持っています。ストレス性便秘以外にも過敏性腸症候群とも呼ばれたりもします。

 

けいれん性便秘に器質的異常は無い

けいれん性便秘、ストレス性便秘、過敏性腸症候群の方どれも同じ原因となっており、病院で検査しても気質的な異常は見つかりません。単にストレスなどが原因となり、自律神経が乱れて便秘と下痢を繰り返しやすくなっているだけです。

 

けいれん性という名前が付くのは、腸壁が緊張してけいれんを起こすためこのような名前となっています。病院で検査しても異常は認められないため、体質で片付けられたり、精神的な問題なので心療内科の受診が必要だと言われたりします。

 

けいれん性便秘の特徴
  • ・ 不快な症状は排便で軽減しやすい
  • ・ 排便の回数は不規則
  • ・ 便秘になったり下痢を起こす

これらの症状が数ヶ月以上続いていればけいれん性便秘、またはストレス性便秘、過敏性腸症候群と診断されます。

 

さらにこのタイプの便秘の方は便秘が多い、下痢しやすい、混合型と3つにわけられます。女性は便秘のほうが多いのに対し、男性は下痢の割合が高い傾向が多くなっています。不定期に下痢と便秘が繰り返されどちらとも診断できない混合型もあります。

 

こんな症状があればけいれん性便秘

けいれん性便秘、ストレス性便秘などと診断できる人は次のような症状を抱えていることが多くなっています。

  • ・ お腹がゴロゴロとなる
  • ・ お腹がキリキリと痛みやすい
  • ・ 便意を感じてもすっきりしない
  • ・ ストレスが溜まるときにお腹が痛みやすい

仕事上のストレスを抱えている方、ある場面で特定の苦手意識を持つためストレスがかかる人などの特徴が見られています。

 

自律神経を整えることが大事

このような便秘の方はストレスにより自律神経が乱れているのが原因ですから、できるだけ規則正しい生活を心がけ、自律神経を整えることが重要となります。

 

ストレスを排除すればいいじゃないか!と考えられがちですが、単にストレスを取り除いても一度狂った自律神経はなかなか元に戻り難いのです。

 

休日、平日に変わりなく朝早くに起床し、日中は家事や仕事、運動などでしっかりと体を動かします。夜は湯船につかりリラックスさせましょう。この心がけだけで自律神経は整ってきます。特に重要なのが朝しっかり起きること。朝起きれば自然と夜も早く眠くなるものなのです。

 

けいれん性便秘の治療

このタイプの便秘がある方で、日常生活のリズムを整えても改善しなければ病院の薬を利用する方法があります。基本的には薬に頼らないことが第一条件で、食事なども合わせながら症状を軽くする方法を実践してみてください。

 

それでも改善しないようなら薬を利用する方法もあります。ポリカルボフィルカルシウムは便のかさを増やしたり下痢状の便を整えます。セロトニンを増やし自律神経を整える薬、精神安定剤、抗うつ薬なども使われたりもします。

 

腸のけいれんを抑える薬、整腸剤などもその人の症状に合わせて使われています。